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オフィス移転費用は全部でいくら? 電話・ネット・ITまで含めて考える見積りのポイント

オフィス移転費用を引っ越し代だけでなく、電気工事、LAN、電話移転、クラウド電話、クラウドPBX、PC・複合機設定まで含めて考えるための確認ポイントを解説します。

Axella編集部
オフィス移転に伴うITインフラ整備を打ち合わせる様子

目次

  1. サマリー
  2. 1. オフィス移転費用は「引っ越し代」だけでは判断できない
  3. 2. オフィス移転費用に含めて確認したい主な項目
  4. 3. 費用が想定より高くなりやすい原因
  5. 電気・通信・電話・ITを別々に手配している
  6. レイアウトだけ先に決めている
  7. 電話移転の確認が後回しになっている
  8. 4. 電話移転ではクラウド電話・クラウドPBXも検討できる
  9. 5. 電気・通信ネットワーク工事・ITをまとめて相談するメリット
  10. 6. 防犯カメラやセキュリティ機器も移転時に確認する
  11. 7. 見積り前に確認しておきたいチェックリスト
  12. オフィス移転費用を抑えるために

オフィス移転を検討するとき、経営者や総務・情報システム担当者が最初に把握したいのは「結局、全部でいくらかかるのか」という点です。ところが、移転費用は引っ越し代だけでは判断できません。電気工事、LAN配線、Wi-Fi、インターネット回線、電話移転、クラウド電話、クラウドPBX、PC・複合機設定、移転後のトラブル対応まで含めて考える必要があります。

本記事では、オフィス移転費用の総額を把握するために確認したい項目と、追加費用や業務停止リスクを抑えるための考え方を整理します。福岡市内でオフィス移転をご検討中の場合、条件により最短即日で概算見積りに対応できる場合があります。

サマリー

  1. オフィス移転費用は、引っ越し代だけでなく電気・通信・電話・ITまで含めた総額で考える必要があります。
  2. 費用が膨らむ原因は、電源・LAN・電話・インターネット環境の確認不足や、手配先が分かれることによる調整負担にあります。
  3. 電話移転では、既存電話設備の移設だけでなく、クラウド電話やクラウドPBXへの見直しも検討できます。
  4. クラウド電話やクラウドPBXは、番号継続、FAX、通話品質、現在の業務フローとの相性を確認したうえで判断する必要があります。
  5. 電気・通信・電話・ITをまとめて相談すると、工事の手戻りや移転後の不具合を抑えやすくなります。
  6. 株式会社アクセラでは、福岡市内を中心に、市外・県外の遠方案件も含めてオフィス移転まわりの相談に対応しています。

1. オフィス移転費用は「引っ越し代」だけでは判断できない

オフィス移転の見積りで最初に目に入りやすいのは、荷物の搬出入や什器の移動にかかる費用です。しかし、実際には新しいオフィスで業務を開始できる状態にするまでの費用をまとめて見る必要があります。

たとえば、デスクや椅子を運べても、電源が足りない、LAN配線が届かない、Wi-Fiが不安定、代表電話が使えない、複合機につながらないという状態では、移転初日から通常業務を始められません。

費用を抑えるうえで重要なのは、個別の工事費だけを下げることではありません。追加工事、手戻り、業務停止、移転後のトラブル対応まで含めた総額を早めに把握することです。

福岡市内のオフィス移転を一括相談できることを示すイメージ
オフィス引越し作業のイメージ
内装工事のイメージ
電源工事のイメージ
ネットワーク構築のイメージ
電話工事のイメージ
PC・複合機設定のイメージ
防犯カメラ設置のイメージ

2. オフィス移転費用に含めて確認したい主な項目

オフィス移転では、次のような項目をまとめて確認しておくと、見積りの抜け漏れを減らしやすくなります。

費用区分主な内容確認したいこと
引っ越し・什器移動デスク、椅子、棚、什器の搬出入、解体・組立、不用品処分既存什器を移設するか、新規購入するか
内装・原状回復OAフロア、パーテーション、受付、会議室、旧オフィスの原状回復原状回復範囲と新オフィスの工事範囲
電気工事電源工事、コンセント増設、分電盤確認、照明席数や機器台数に対して電源が足りるか
LAN・Wi-FiLAN配線、Wi-Fi設計、ルーター、スイッチ、アクセスポイント有線LANが必要な場所とWi-Fiを使いたい範囲
インターネット回線回線手配、ONU設置、開通日調整、速度改善移転日までに利用開始できるか
電話電話回線移転、既存電話設備の移設、クラウド電話、クラウドPBX代表番号、内線、FAX、電話機台数、番号継続可否
IT機器PC、複合機、サーバー、NAS、セキュリティ機器移転当日から使える状態にできるか
移転後対応ネット不具合、電話不通、Wi-Fi不安定、プリンター接続不良アフターフォロー先が決まっているか

具体的な金額目安は、オフィス規模、レイアウト、既存設備、移転先ビルの条件、工事範囲によって変わります。現地調査が可能になった段階で、移転に必要な設備・通信・IT環境をまとめて設計しておくことで、後から発生しやすい追加費用や調整コストを抑えやすくなります。

3. 費用が想定より高くなりやすい原因

電話移転とクラウドPBXの比較イメージ

オフィス移転費用が想定より高くなる原因は、単に工事単価が高いことだけではありません。準備段階で確認が遅れた項目が、後から追加工事や日程変更として表面化することがあります。

電気・通信・電話・ITを別々に手配している

電気工事、LAN配線、電話、PC設定をそれぞれ別の窓口で進めると、現地調査や日程調整が重複しやすくなります。配線ルート、機器設置場所、責任範囲が曖昧になると、工事後に「この場所にLANが必要だった」「複合機用の電源が足りない」といった手戻りが発生する可能性があります。

レイアウトだけ先に決めている

デスク配置や会議室の位置を先に決めても、電源、LAN、電話機、複合機、Wi-Fiアクセスポイントの位置が合っていなければ、追加工事が必要になる場合があります。レイアウトと設備計画は、できるだけ同時に確認することが大切です。

電話移転の確認が後回しになっている

代表番号やFAX番号を継続できるか、現在の電話設備を移設できるか、クラウド電話やクラウドPBXへ切り替えるべきかは、契約内容や移転先住所、利用中の通信会社、サービス仕様によって変わります。電話は業務への影響が大きいため、早めに確認しておく必要があります。

4. 電話移転ではクラウド電話・クラウドPBXも検討できる

オフィス移転は、電話環境を見直すタイミングでもあります。現在の電話設備をそのまま移設する方法もありますが、働き方や拠点運用を見直したい場合は、クラウド電話やクラウドPBXを検討する選択肢もあります。

ここでは、クラウド電話を「スマートフォンやPCなどで電話業務を行う電話アプリ」、クラウドPBXを「クラウド上で内線や代表電話などを制御する交換機」として整理します。

個別手配と一括対応の違いを示す図解
比較項目既存電話設備の移設クラウド電話・クラウドPBX
初期対応既存機器や配線を移設するアプリやクラウド側の設定を含めて設計する
工事範囲電話機、配線、PBXなどの移設が必要になる場合がある物理的な電話設備を減らせる場合がある
働き方オフィス内の固定電話運用が中心になりやすいスマートフォンやPCで会社番号を使いやすい場合がある
拠点展開機器や配線の制約を受ける場合がある拠点追加や人員増減に対応しやすい場合がある
確認事項既存機器の状態、移設可否、保守可否番号継続、FAX、通話品質、月額費用、業務フローとの相性

クラウド電話やクラウドPBXがすべての企業に必ず適しているとは限りません。現在の電話番号を継続できるか、FAXをどう扱うか、通話品質に必要なネットワーク環境を確保できるか、既存業務に合うかを確認したうえで判断する必要があります。

5. 電気・通信ネットワーク工事・ITをまとめて相談するメリット

オフィス移転では、工事や設定を個別に見るのではなく、移転後に業務が始められる状態から逆算することが重要です。電気、LAN、Wi-Fi、インターネット回線、電話、PC、複合機、セキュリティ機器をまとめて確認できると、全体の見積りと工程を把握しやすくなります。

まとめて相談することで、次のような効果が期待できます。

  • 見積りの全体像を早めに把握しやすい
  • 現地調査や工事日程を調整しやすい
  • 電源、LAN、電話、複合機の設置場所を同時に確認しやすい
  • 配線や機器の重複、手戻りを抑えやすい
  • 移転後の電話・ネット・ITトラブルの相談先を一本化しやすい

株式会社アクセラでは、電気工事、LAN・Wi-Fi、電話、クラウド電話、クラウドPBX、PC・複合機設定まで相談可能です。内容により協力会社と連携する場合がありますが、窓口をまとめることで、移転全体の進行を整理しやすくなります。

6. 防犯カメラやセキュリティ機器も移転時に確認する

新オフィスでは、入退室管理、防犯カメラ、ネットワーク機器、セキュリティ機器の設置場所も確認しておく必要があります。移転後に追加で設置しようとすると、電源やLAN配線の追加工事が必要になる場合があります。

防犯カメラを設置する場合は、撮影範囲、録画方法、保存期間、ネットワーク接続、閲覧権限なども整理しておきましょう。機器の設置だけでなく、運用ルールまで含めて考えることが大切です。

7. 見積り前に確認しておきたいチェックリスト

概算見積りを早めに出すためには、次の情報を整理しておくとスムーズです。

  • 移転予定日は決まっているか
  • 現オフィスと新オフィスの住所は分かるか
  • 新オフィスの図面はあるか
  • 席数は何席か
  • 電源が必要な場所はどこか
  • 有線LANが必要な場所はどこか
  • Wi-Fiを使いたい範囲はどこか
  • 電話機は何台必要か
  • 現在の電話番号を継続したいか
  • FAXは必要か
  • 代表電話の着信ルールを変えたいか
  • 既存電話設備を移設したいか
  • クラウド電話やクラウドPBXを検討したいか
  • インターネット回線の開通予定は確認済みか
  • PC、複合機、サーバー、NASの台数は分かるか
  • セキュリティ機器や防犯カメラの移設・新設は必要か
  • 移転後のトラブル対応先は決まっているか

オフィス移転費用を抑えるために

オフィス移転費用を抑えるには、引っ越し代だけを見るのではなく、電気工事、通信工事、電話移転、クラウド電話、クラウドPBX、IT機器設定、移転後のサポートまで含めた総額で考えることが重要です。

特に電話やネットワークは、移転後の業務開始に直結します。早い段階で現地条件と必要な設備を確認し、見積りの全体像を把握しておくことで、追加費用や業務停止リスクを抑えやすくなります。

株式会社アクセラでは、福岡市内を中心に、オフィス移転に伴う電気・通信・電話・ITまわりの相談に対応しています。土日祝を除く9時から18時までの受付で、条件により最短即日で概算見積りに対応できる場合があります。深夜早朝や土日祝日、市外や県外の遠方案件もお気軽にご相談ください。

オフィス移転費用の総額を示す図解

この記事を書いた人

Axella編集部

Axella編集部

株式会社アクセラ

電気・設備工事、通信・ネットワーク、IT・システム開発、Web運用、業務改善など、企業インフラに関する実務情報をわかりやすく発信しています。